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【谷口運送プロフェッショナルの流儀~職人紹介】第1回 ピッキング職人


谷口運送プロフェッショナルの流儀~職人紹介


「谷口運送プロフェッショナルの流儀」 その① ピッキング職人

今回のブログは各現場での仕事の流儀を持つ方 4名にインタビューし、4回に分けてブログを書きます。

記念すべき第一号は、藤沢物流センターへ行き、ピッキング職人 Sさんに仕事の流儀を聞いてきたので、お付き合いいただければと思います。

 

藤沢物流センターではピッキング作業を主に行っています。各作業員が台車で指示された棚まで行き、ピッキングを行っている作業現場。
そこで物流センターの中でも、ひと際オーラを放つSさんにインタビューしてきました。

今回インタビューに応じていただきましたSさん
勤続 13年  とても元気に溢れ、面倒見が良いのが特徴。

【自分の仕事へのこだわりってありますか?】
(1)ピッキングする際、各作業員は台車を押して棚に向かって歩きます。指示された棚に行ったときのこだわり。
それは棚に辿り着いた際、台車に向かって水平に立つのは作業員全員がやること。Sさんはさらに水平に立つ位置を常に決めて立ち、いかなる場合でもいつも同じポジションでピッキングを行うこだわりを持っている。

 

【同じポジションで行うこだわりとは】

同じ位置に立つことにより、誤った行動をとることなく、余計な事を考えず次の行動(ピッキング)に集中することができ、間違えた作業するリスクを軽減させている。

またこのポジションに立つことにより、品物を取り出したり、戻したりすることが簡単にできるという。

(2)ピッキング後にもこだわりがある
現品票 メーカタグ タグ この三点を常に同じ場所に置いて作業する。

 

【三点を同じ場所に置くこだわりとは】

それは毎日Sさんは約200件ピッキングするのに、同じ位置に3点を並べることで確認すべきポイントが一定に保ち、余計な数値を目に入れないようになるからだとSさんは言う。
いかに間違えを発生させるリスクを軽減させるかを長年の経験・ノウハウから培ってきたこだわりがそこにはあった。
人は間違いを起こす動物であるが、間違いたくて間違いをする人はいない。しかし間違いをいかに軽減させるかを常に考えているとSさんは言う。

毎日何千件ものピッキングを行っている作業現場では、現品を間違えて納入することは決して許されません。間違いを起こしてはいけないという信念からこうしたこだわりが生まれてきたのだろう。

いかに間違いを軽減できる現場にできるか、それには現代ではAIやロボット化が進んできている。近い将来、ピッキングの間違いをゼロにするには、こうした技術の導入も検討していかなければならない。
「こだわり」が必要なくなる時代がくるかもしれない。

【最後にあなたにとってのプロフェッショナルとは?】
Sさんは言う

「常に平常心で常に同じ作業を繰り返し行うこと」

 

次回は「谷口運送 プロフェッショナルの流儀」 その② 梱包工場へインタビューしてきます。

筆者紹介:営業部 小林貴宏

最近は雨の日が続いておりますが、梅雨の時期だなと改めて思います。傘を差す機会が多いので、視界が悪く交通事故には注意が必要です。

今年の梅雨明け予想は7月15日頃から7月25日頃の間となっております。

 

 

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