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【谷口運送プロフェッショナルの流儀~職人紹介】第2回 梱包場


谷口運送プロフェッショナルの流儀~職人紹介


「谷口運送プロフェッショナルの流儀」 その② 梱包作業

今回ご紹介します梱包工場ですが、この梱包工場ほどユニークなものはございません。
それは、製函を得意とし、一点ものから量産ものまで対応しているばかりか、梱包作業前後の搬送業務を一貫して行っています。
トラックのフレーム梱包、同キャブ、エンジン、ミッション等の梱包を可能にした工場です。
梱包工場は作業というだけではありません。世界の窓であり、海外へのノックダウン部品を輸出する等、グローバルニーズに合わせた後方支援を行っています。

前回に引き続き、仕事の流儀を持っている方にインタビューしてきました。
その方は周りからミスが無い・仕事がうまいと評判。 以下 梱包工場Mさんの仕事の流儀を紹介します。

今回インタビューに応じていただきましたMさん
勤続 12年
小さい頃から木材を使って、机や椅子などのモノを作ったり・加工したりすることが好き。また常に体を動かしている仕事が好きな方です。

【自分の仕事へのこだわりってありますか?】

お客様から注文される梱包の仕方は様々であるが、それぞれの梱包仕様に応じた自分のやり方がある。

<作業準備>
まず始めに作業する場所に木材を準備する訳ですが、木材の準備からこだわる。使用する木材を置く場所は決まっているが、その置く場所の範囲内で梱包仕様に応じて使用する木材に対し、使いやすい場所、またその木材を使う順番通りに準備する。

<仕上げ>

その後梱包作業に移るがここでもこだわりがある。
例えばエンジンを梱包する際、1(エンジンを載せる木枠台を用意)-2(エンジンをクレーンで吊るす)-3(エンジンを木枠台に載せる)工程を、途中に話しかけられたり、追加指示が入っても工程の順番(2-1-3)へと変えたりせず、梱包単位ごと確実に最後まで作り上げる。

 

この「工程の順番を変えない」にはある理由が…

この12年間培ってきたノウハウや経験から、このやり方が一番安全であり、梱包仕様を間違えることなく、効率的なやり方にこだわっている。過去にはいろいろな順番で試行錯誤したが、危険なやり方だと感じたり、ヒヤッとした体験があったことから、こだわりを持った工程の順番を固定している。

<梱包工場で犯してはいけない事>

・梱包工場では電動ノコやくぎ打ち機を使用するので、ルールを守らなければ怪我をする危険がある。

・お客様の依頼された梱包仕様(図面)通りに作らないと、お客様の手元に届いた際は品物が中に入らなかったり、品物がうまく固定されないといった不具合が発生する。

このやり方を変えてしまうと上記のような安全な作業では無くなるとMさんは言う。

梱包作業は常に危険が隣り合わせな現場です。そこで谷口運送の掲げる「安全は全てに優先する」を意識しての作業にこだわりを感じた。
順番を変えない裏には長年の経験から今日すべき作業・納期が頭の中でスケジュール化されており、最適な作業を行っている。
Mさんはその現場を任され・こだわりを持って日々の作業をしていること。またMさんの仕事に対する姿勢は、班員にも受け継がれていると感じた。

【最後にあなたにとってのプロフェッショナルとは?】
Mさんは言う

   「自分の意思つまり流儀を持つこと」だと。

 

梱包工場長 Sさんが面白いこだわりを持っていたので、紹介します。梱包工場に神棚があり、毎月必ず1日・15日は神様の榊を変えるこだわり。
さらに造花ではなく、生花にこだわり職場の安全祈願をしているそうです。

前回の記事

【谷口運送プロフェッショナルの流儀~職人紹介】第1回 ピッキング職人

次回は「谷口運送 プロフェッショナルの流儀」 その③ ドライバー Tさんにインタビューします。

筆者紹介:営業部 小林貴宏

今週もサッカーの話題で持ちきりですね。アジア勢で唯一ベスト16 おめでとうございます!!

これからどこまで勝ち上がれるのか、ロシアとの時差があり、寝不足ですが期待して応援します。

 

 

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