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物流拠点戦略を考える

皆さまこんにちは。谷口運送の小林です。
前回のBlog更新から少し間が空いてしまいましたが、今回から短期集中連載で、「物流拠点」について特集したいと思います。
特集の第一回目は「物流拠点の定義とメリット」について述べたいと思います。

【物流拠点をどの様に定義するか】

「物流拠点」と一言でいっても、商品在庫を保管~配送することを目的とした単なる倉庫であったり、方面別に仕分けして、他の貨物と組み合わせて配送する機能を持つ倉庫であったり、または生鮮食品や、最近ではパソコンの様に加工や修理、組み立てなどの流通上の加工を行う機能を持つ倉庫であったりと明確に定義することが出来ないほど、物流拠点は多様化してきています。
従い、「物流拠点」を意味する言葉も種々存在します。

DC=ディストリビューションセンター
SP=ストックポイント
TC=トランスファーセンター
PC=プロセスセンター
など。これらの詳しい機能説明は谷口運送HPのLINKにお任せするとして…、

地域

谷口運送では、ホームページでも述べているように、これら「物流拠点」での機能に地域特性の付加価値を追加して、「物流拠点」を「RDC=Regional Distribution Center」(地域型在庫配送センター)と定義しております。
つまり、谷口運送はストックポイントや流通加工機能を行うにも「地域」=「立地」を重要視しているということが言えます。
なぜなら、「立地」を重視することによって、そのあとに続く物流サービスの付加価値度が高くなるからです。

【物流拠点戦略のメリット】

今、又は今後自社の物流戦略を立案し、拠点構想を考えている企業様、その担当者様は物流拠点戦略を立てる上で、得られるであろうメリットを十分に考慮されることをお勧めします。
物流拠点戦略で以って期待されるメリットは以下の3つになります。

① 納期(リードタイム)…納期の短縮は商品の品質維持や顧客満足度のUPになります。
② コンプライアンス…働き方改革等、各種規制強化によるコンプライアンス順守が厳しい中、生産と物流を切り離して各業務に専業させることは時短(時間外労働削減など)だけでなく、様々なコンプライアンスに対応しやすくなります。
③ コスト…上昇傾向にある運賃・人件費など、拠点戦略如何によって大幅な改善を見込めます。

これらのメリットの中から、どのメリットを最優先として、物流拠点構想の最終到達点(ゴール)とするかが、拠点戦略の立案のカギとなるでしょう。

次回は物流拠点戦略を計画する上でのポイントについてご説明します。

【筆者紹介】

 

 

 

【小林 淳】

夏の全国高校野球地区予選が全国で始まりましたね!! リトルリーグから学生時代まで野球をしていた僕にとっては楽しい季節になりました。この連休に応援している学校の初戦を観戦に。甲子園出場経験もある古豪だけに期待も十分に球場へ向かいました! が、なんとまさかの初戦敗退(しかもコールド負け)。もちろん勝利した相手校を称えるべきなのですが、勝って校歌を大声で謳い上げる相手校を、涙を流しながら見つめる選手たちにジーンと来ちゃいました…。精一杯闘った選手たち
「お疲れ様でした」また再び前を見据えて頑張ろう!!

 

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