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「悪い奴ほどよく眠る」ゴーン氏は拘置所でよく眠れているのか?

驚きのカルロス・ゴーン氏逮捕から約1ヶ月が過ぎ、12月10日に再逮捕のニュースが流れました。
超高級住宅で快適な生活を送ってきた彼が、拘置所でよく眠れているのかなと思ったとき、
「悪い奴ほどよく眠る」と言う映画を思い出しました。監督、黒澤明、主演、三船敏郎で昭和35年公開されたものです。
私も映画はよく解っておりませんが、慣用句としてよく使われるのではないでしょうか、
イメージとしては、本当の悪党は、なかなか捕まらず、神経も図太く、高いびきでよく眠れると言うイメージでしょうか。
ゴーン氏の場合はまだ被告というだけで本当に悪い奴かは不明ですが。

よく眠るとは

さて、私達の運送業界では。よく眠ることが大変重要です。2018年6月1日からドライバーの朝の点呼時に、疾病、疲労に加え睡眠不足の確認が義務付けられました。睡眠不足に起因する重大事故が多発し社会問題となっているためです。ただ、よく眠るとはその量(睡眠時間)のみに着目しているものではないのです。

睡眠の質が大切

よく眠るは、質よく眠ることであるとの認識が社会的にも広まりつつあるようです。
12月2日TBSの「がっちりマンデー」でも睡眠の質を取り上げる放送がありました。
実はその時に出演された㈱ニューロスペースの小林社長の研修が11月30日弊社藤沢営業所で開催されました。
お客様の依頼で、睡眠改善プログラムを弊社のドライバー対象に、トライアルをしている一環で実施されました。
当日は、実際に睡眠の質をモニター中のドライバー10名を含めた約60名が参加し、睡眠の重要性と役割から、どんな睡眠がよい睡眠なのか、そして、実際のモニター者のデーターから導き出した質の良い睡眠を取るための技術についてご指導をいただきました。

睡眠は技術だ!!

実際に質のよい睡眠を取るための技術をご紹介すると、
① 寝る前の工夫
・布団で眠りに関係ないこと(スマホや読書等)をしない
「布団は寝るだけの場所」と自身に正しく記憶させる
・深部体温をコントロールする
頭は冷やし、首、腰、足先を温める

② 起床時の工夫
・起床時は明るい光をあびる
出勤前2~3時間前に起き食事をしっかり取りリズムを整える、熱めのシャワーもお薦め

③ 勤務中の工夫
・昼休憩時などに戦略的仮眠をとる
30分以内に起きる、横にはならない、寝る前のカフェイン(30分後に効き目)
・帰宅時に居眠りをしない
本睡眠の前に寝てしまうと睡眠導入しにくくなる
他にも多くの技術を教えていただきました。

谷口運送は、より質の高い睡眠を取り、安全で生産性の高いドライバー、作業員となって、お客様に貢献できればと考えております。

筆者紹介:営業部 丸山真一

今年も残すとこわずかになりなりました。忘年会が続き胃もお疲れのことと存じます。
ちなみにアルコールによる睡眠導入も質の低下を招くそうです。すきっ腹に最初に入ってくるものを吸収しやすい性質もあるそうで、先ずはビールの前に、水を一杯。健康に気をつけて年末を乗り切りましょう。

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