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早割サービスは運送会社に当てはまるでしょうか?


早割サービスは運送会社に当てはまるでしょうか?


先月ハロウィンが終わり、街並みや店舗はクリスマスに向けた装いになってきました。忘年会の予約も既に済ませていないと幹事さんは大変な目にあうことでしょう。そこで気になるワード「早割」です。某有名居酒屋では「早割」をアピールして顧客獲得に乗り出しています。他にもクリスマスケーキやおせち料理の早割サービスがあります。

[率直な感想]
①本当に欲しいものなのだろうか
*安価の代償に急かされて購入してしまうのではないか

②なんで安くできるのだろうか
*実は品質にブレがあるかもしれないという疑心暗鬼

③何か落とし穴はないか
*対価にあったものを購入することが安心

品質が同じならば、できる限り安価に抑えたいという気持ちはあたりまえのことでしょう。以前、18時まで「生、500円飲み放題」というカンバンと勧誘にあい、いざ生を飲んでみると「発泡酒」であったという経験があります。生を生ビールと勘違いした私が悪いのですが、「安かろう悪かろう」という経験でした。

「早割サービス」の構築は一般貨物運送事業を営む谷口運送にマッチするだろうか?

[懸念事項]

①仮に顧客が殺到し、予測不可能な荷量に対する対応
物量の変動に対応することは物流業の使命であるが、荷物の特性を考慮すると困難が予想される

②「早割サービス」=たんに安いという企業イメージができてしまう
「割引しないと荷物の確保ができない」と思われてしまう

③サービスに見合った対価をいただきたい
サービスは「0円」ではありません。安全・品質の維持向上にはコストがかかります

 結論を申しますと、「早割サービス」のご提供は谷口運送には難しいと考えておりますが、違うサービスを検討しておりますので、一部ご紹介いたします。

①夜間、車庫に止まっている車両の地域限定搬送

②特定区間の混載便搬送

③各営業所を中継地としてご利用いただくこと

筆者紹介:金子博克

 

 

 

一段と寒さも増してきたので、お鍋が美味しい季節になりました。各家庭で独自の鍋を展開していると思いますが、一つお勧めは「ピエンロー鍋」です。干しシイタケの戻し汁をベースにスープを作り、具材は白菜と豚ばら肉中心です。

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