調達物流

谷口運送はお客様と共同で、仕入れ先の部品メーカー様からの調達物流を必要に応じて見直しております。
部品メーカー様が組立工場様まで部材などを独自に輸送していたものを、谷口運送の藤沢物流センターを中継拠点として、調達物流のネットワークを再構築いたします。
物流リードタイムをコントロールすることで、ジャストインタイムを推進するとともに、コストを削減するほか、二酸化炭素(CO2)排出などの環境負荷を軽減します。

 

①ゴールに向けた納期調整~昼夜対応

部品メーカー様に生産能力などの制限がある場合は、組立工場様の要求納期に対して約束納期があります。谷口運送は24時間体制の昼夜対応で企業間のパイプ役をいたします。
組立工場様をゴールとした見方をした場合、システム化では対応しきれない最前線での瀬戸際調整が重要になります。

②物流コストの変動費化~物量制コスト

お客様のコア以外の業務を状況や時期に合わせて受託します。
人的資源の維持や増大、縮小することで、以前は正社員を雇っていたことで固定費となっていた人件費を、変動費化をすることにより、固定費の変動費化が可能になり、変動しやすい景気に対して柔軟な対応ができます。

③調達部品の安定供給~前工程後工程の在庫管理

個別オーダーに対応した混合ライン生産を成り立たせる為に、過不足のない部品供給を行う必要があります。谷口運送は、前工程である部品メーカー様と後工程である組立工場様の在庫報告をシステム化することによって、部品の余剰をなくすとともに在庫切れをなくすことにも貢献しております。
 

④JIT納入を可能にする二大拠点             

必要なモノを、必要な時に必要な量だけ配送する物流システム。トヨタのかんばん方式に代表されるジャストインタイム納入方式を応用したもので、組立工場様に向けた定時配送、小口多頻度配送、欠品ゼロを実現しようとする試みです。
それを実現するために谷口運送では、神奈川県藤沢市にクロスドックセンターを、栃木県栃木市にトラックターミナルを設けております。

⑤素材(粗材)・半完成品(中間品)の取り扱い

素材製造工場様、部品メーカー様では、製造された製品が梱包された状態でなくとも、次工程の他社工場様に輸送する必要が生じます。谷口運送ではそうしたハダカのもの、異形物、バランスの悪いものを、固縛等で安全な輸送を実現します。
専門の安全担当者による事前の貨物設計とドライバーの実地訓練によって、あらゆる荷姿のものに対応できるようにしております。
 

kin01

【ミルクラン】

組立工場への輸送量がトラック一台に満たないような少量の場合、あるいは部品メーカー様が一定の地域に密集している場合などに用いられる輸送手段で、巡回して部品を集める試みです

04

【RDC地域密着型配送センター】

在庫の削減やジャストインタイム納入によるリードタイムの短縮など、貨物の滞留時間を減らし物流コストを下げるかという問題に対して、地域密着型の配送センターを設置することで解決しようとするアプローチ


ページ上部へ戻る